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鳥取県の気候は?雪・湿気・夏の暑さと家づくりで必要な対策を解説

鳥取県で家を建てるなら、間取りやデザインと同じくらい考えておきたいのが「気候」です。

鳥取県は日本海側に位置し、冬には雪が降り、曇りや雨の日も多くなります。一方、夏は気温が上がり、湿気を伴う蒸し暑さを感じる日も少なくありません。

つまり、鳥取県の家づくりでは「冬の寒さ」だけを考えればいいわけではありません。

雪、寒さ、湿気、結露、夏の暑さなど、年間を通した気候への対応が求められます。

この記事では、鳥取県の気候の特徴から、鳥取で快適に暮らすために考えておきたい住宅性能や家づくりのポイントまで詳しく解説します。

鳥取県の気候の特徴

鳥取県は中国地方の日本海側に位置しています。

四季の変化がはっきりしており、春や秋は比較的過ごしやすい一方で、冬は日本海側特有の雪や曇天、夏は高温多湿になりやすいという特徴があります。

鳥取県で家づくりを考えるうえで、特に知っておきたいのが次の4つです。

・冬は雪が降り、寒い日が多い
・年間を通して湿気への対策が重要
・夏は30℃を超える日も多く蒸し暑い
・季節による寒暖差が大きい

こうした特徴があるため、鳥取県では全国一律の考え方ではなく、地域の気候に合わせた家づくりが重要になります。

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鳥取県の冬は寒い?雪はどのくらい降る?

鳥取県の冬を考えるうえで避けて通れないのが「雪」です。

鳥取市の気象庁の平年値を見ると、12月から2月にかけて降雪が観測されており、冬季には積雪することがあります。

鳥取市の12月〜2月の「降雪の深さ」の平年値は合計約235cmです。

これはシーズン中に降った雪の深さを合計した数値であり、一度に2m以上積もるという意味ではありません。最深積雪の平年値は36cmとなっています。

同じ鳥取県内でも地域によって雪の降り方には差があります。

そのため、家を建てる場所の積雪状況まで考えながら、屋根や外構、駐車スペースなどを計画することが大切です。

雪を考えた屋根・外構計画

積雪する地域では、屋根に積もった雪がどこへ落ちるのかも考えておく必要があります。

隣家や道路、駐車スペースなどへ雪が落ちる設計になっていると、冬になってから困る可能性があります。

また、駐車スペースや玄関までの動線についても、雪かきを想定して計画しておくと生活しやすくなります。

デザインだけではなく「冬に実際にどう暮らすのか」まで想像することが重要です。

鳥取県では湿気対策が重要

鳥取県の家づくりでは、雪と並んで「湿気」も重要なポイントです。

日本海側では雨や雪、曇りの日が続く時期があります。

さらに梅雨から夏にかけては気温と湿度が高くなりやすいため、年間を通して湿気をどのようにコントロールするかを考える必要があります。

湿気への対策が不十分な住宅では、

・窓に結露が発生する
・カビが発生する
・洗濯物が乾きにくい
・室内がジメジメする
・収納内部に湿気がこもる

といった問題につながることがあります。

「気密」と「換気」をセットで考える

湿気対策というと「窓を開けて風を通せばいい」と考えがちですが、住宅では計画的な換気も重要です。

住宅の隙間が多い状態では、空気がどこから入り、どこから出ていくのかをコントロールしにくくなります。

そこで重要になるのが「気密性能」と「換気計画」です。

気密性を高めたうえで計画的に換気することで、室内の空気を効率よく入れ替えやすくなります。

鳥取県のように湿気対策が求められる地域では、断熱だけでなく「断熱・気密・換気」をセットで考えることが大切です。

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鳥取県の夏は暑い?

「鳥取は雪国だから夏は涼しい」というイメージを持っている方もいるかもしれません。

しかし、実際の鳥取県の夏は決して涼しいとは限りません。

気象庁の平年値では、鳥取市では8月上旬の日最高気温の平年値が33℃前後となっています。

気温が高いだけでなく湿度も加わるため、蒸し暑さを感じやすくなります。

そのため鳥取県の住宅では、冬の寒さ対策と同時に「夏の暑さ対策」も必要です。

夏の暑さは断熱だけでは防げない

夏を快適に過ごすためには、住宅の断熱性能を高めることが重要です。

ただし、それだけでは十分ではありません。

窓から入る日射も室温上昇の大きな原因になるため、

・窓の配置
・窓の性能
・庇や軒
・外付けシェード
・方角に合わせた日射遮蔽

なども組み合わせて考える必要があります。

冬は太陽の熱を取り込み、夏は強い日射を遮る。

季節ごとの太陽の動きまで考えた設計が、快適性と省エネの両方につながります。

鳥取県で家づくりをするなら「断熱性能」が重要

鳥取県で一年を通して快適に暮らすために重要なのが住宅の断熱性能です。

断熱性能が低い住宅では、冬に暖房をつけても室内の熱が外へ逃げやすくなります。

逆に夏は外の熱が室内へ伝わりやすくなり、冷房を使用してもなかなか室温が下がらないという状態につながります。

断熱性能を高めることで、

・冬の室温を保ちやすい
・夏の外気の影響を受けにくい
・部屋ごとの温度差を小さくしやすい
・冷暖房効率を高めやすい
・光熱費を抑えやすい

といったメリットが期待できます。

鳥取県のように冬と夏の両方への対策が必要な地域では、住宅性能が暮らしやすさに大きく影響します。

断熱性能と同じくらい「気密性能」も確認する

高断熱住宅を検討するときは「気密性能」も確認しましょう。

気密性能を示す代表的な数値が「C値」です。

C値は住宅にどのくらい隙間があるのかを示す数値で、数値が小さいほど隙間の少ない住宅であることを表します。

どれだけ高性能な断熱材を使用しても、住宅に多くの隙間があれば、そこから空気が出入りしてしまいます。

そのため、断熱性能だけを見るのではなく、

「どの程度の断熱性能なのか」
「どの程度の気密性能なのか」
「換気まで含めて設計されているのか」

まで確認することが重要です。

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鳥取県独自の高性能住宅基準「NE-ST」

鳥取県では、県独自の高性能住宅基準として「とっとり健康省エネ住宅『NE-ST(ネスト)』」が設けられています。

これは鳥取県の気候を踏まえながら、断熱性能や省エネルギー性能などを高め、快適で健康的な住環境を目指すための基準です。

全国一律の住宅基準だけではなく、実際に暮らす地域の気候に合わせた住宅性能を考えられることが、地域基準の大きな特徴です。

鳥取県で注文住宅を検討する場合は、

「法律上の基準を満たしているか」

だけではなく、

「鳥取の冬と夏を快適に過ごせる性能になっているか」

という視点でも住宅会社を比較してみましょう。

鳥取県で家を建てるときに確認したい7つのポイント

鳥取県で住宅会社や住宅性能を比較するときは、次の7つを確認してみてください。

1.断熱性能

UA値などを確認し、どの程度の断熱性能を確保しているのか確認します。

2.気密性能

C値の基準だけでなく、実際に気密測定を行っているかも重要です。

3.換気計画

高気密住宅では、計画的に室内の空気を入れ替える換気設計が重要になります。

4.窓の性能

住宅の中でも窓は熱の出入りが起こりやすい場所です。

ガラスやサッシの性能まで確認しましょう。

5.日射対策

夏の日差しをどのように遮るのか確認します。

窓の位置や軒、庇など、設計段階での対策も重要です。

6.雪への対応

屋根、駐車場、玄関アプローチなどが地域の積雪を考えた設計になっているか確認しましょう。

7.湿気・結露対策

断熱・気密・換気がどのように設計されているのか確認します。

単体の性能ではなく、住宅全体としてバランスよく設計されているかを見ることが大切です。

鳥取市・米子市でも気候は同じ?

同じ鳥取県内でも、地域によって気候には違いがあります。

鳥取市と米子市でも気温や積雪量などに差があり、山間部に入ればさらに条件が変わります。

例えば気象庁の平年値を見ると、米子でも1〜2月には降雪が観測されています。

そのため「鳥取県だからこの仕様」と一括りにするのではなく、実際に家を建てる土地の環境まで確認することが重要です。

土地の方角、周囲の建物、風の通り方、日当たりなどによっても最適な設計は変わります。

土地選びと住宅設計を別々に考えるのではなく、土地の特徴を見ながら住宅を設計していくことが理想です。

鳥取県の気候に合った家とは?

鳥取県で快適に暮らせる住宅は「冬暖かい家」だけではありません。

冬の寒さと雪、梅雨や夏の湿気、夏の暑さなど、一年を通した気候の変化に対応できることが重要です。

具体的には、

・高い断熱性能
・高い気密性能
・計画的な換気
・高性能な窓
・適切な日射取得と日射遮蔽
・雪を考えた屋根や外構
・湿気をためにくい間取り

などを総合的に考える必要があります。

一つの数値だけを追い求めるのではなく、それぞれの性能をバランスよく設計することが大切です。

ヤマタホームが考える「鳥取基準」の家づくり

ヤマタホームでは「全国基準ではなく、鳥取基準。」という考え方で家づくりを行っています。

住宅は全国どこに建てても同じ環境になるわけではありません。

鳥取には鳥取の冬があり、雪があり、湿気があり、夏の暑さがあります。

だからこそ、その土地で実際に暮らすことを前提に住宅性能を考える必要があります。

ヤマタホームでは、鳥取県が推奨する高性能住宅基準にも対応しながら、断熱・気密・耐震などを含めた住宅性能を重視しています。

「冬に暖かい家にしたい」
「結露や湿気が心配」
「夏も快適に過ごしたい」
「鳥取でどのくらいの住宅性能が必要なのかわからない」

という方は、間取りやデザインを決める前に、まず住宅性能について相談してみることをおすすめします。

よくある質問

Q.鳥取県の冬は寒いですか?

鳥取県は日本海側に位置し、冬は曇りや雨、雪の日が多くなります。気温だけでなく日照や積雪も含めて住宅の寒さ対策を考えることが重要です。

Q.鳥取県は雪が多いですか?

積雪量は地域によって異なります。沿岸部と山間部では条件が大きく異なるため、建築予定地に合わせて屋根やカーポート、駐車場などを検討する必要があります。

Q.鳥取は湿気が多いですか?

季節によって湿度が高くなる時期があります。住宅では湿度だけでなく、室温や換気、断熱性能などを含めて結露・カビ対策を考えることが重要です。

Q.鳥取で家を建てるなら断熱性能は重要ですか?

冬の寒さだけでなく夏の暑さにも関係するため、重要な要素です。UA値だけでなく窓、気密、換気、日射対策なども合わせて確認しましょう。

Q.鳥取では室内干しスペースをつくった方がいいですか?

必須というわけではありませんが、雨や雪、梅雨、花粉、黄砂など外干ししにくい日を考えると便利です。家族の洗濯量や乾燥機の使用なども含めて検討するとよいでしょう。

Q.鳥取県内なら同じ住宅仕様で大丈夫ですか?

建築地によって積雪、風、日当たり、海からの距離などが異なります。基本的な住宅性能を確保したうえで、その土地に合わせた設計を行うことが重要です。

専門家コメント

株式会社ヤマタホーム
代表取締役社長 山田 雄作

鳥取で家づくりを考える際には、冬の寒さだけを見るのではなく、夏の暑さや湿気、雪、風など、一年を通した気候を考えることが大切です。

さらに、同じ鳥取県でも土地によって条件は異なります。

そのため私たちは、断熱・気密といった住宅そのものの性能を確保したうえで、土地の日当たりや風、周辺環境、ご家族の暮らし方まで考えながら設計することが重要だと考えています。

性能は完成してから簡単に変更できる部分ではありません。

家を建てる前だからこそ、目に見えるデザインや設備だけでなく、長く快適に暮らすための住宅性能についても確認していただきたいと思います。

まとめ|鳥取県では「一年を通して快適な家」を考えよう

鳥取県は、冬の雪や寒さだけではなく、湿気や夏の暑さにも対応する必要がある地域です。

そのため家づくりでは、

・断熱
・気密
・換気
・窓
・日射対策
・雪対策
・湿気対策

を総合的に考えることが重要です。

住宅は完成した瞬間だけではなく、その後何十年と暮らしていく場所です。

見た目や間取りだけではなく「鳥取の気候の中で、夏も冬も快適に暮らせるか」という視点から家づくりを考えてみましょう。

ヤマタホームでは、鳥取の気候・風土・暮らし方を起点とした「鳥取基準」の家づくりをご提案しています。

鳥取県で新築・注文住宅をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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