「35坪の平屋はどれくらい広い?」
「4人家族なら余裕を持って暮らせる?」
「3LDK・4LDK・5LDKのどこまでつくれる?」
平屋を検討するとき、35坪は比較的ゆとりのある広さです。
35坪は約116㎡。3LDKならLDKや収納、水回りを広く確保しやすく、4LDKでも家族それぞれの個室をつくりながら、ゆとりのある間取りを検討できます。
さらに間取りを工夫すれば5LDKも可能ですが、部屋数を増やすほどLDKや収納などに使える面積は少なくなります。
大切なのは「35坪なら何部屋つくれるか」だけで考えるのではなく、家族の人数や暮らし方に合わせて適切に面積を配分することです。
この記事では、35坪の平屋の広さや3LDK・4LDK・5LDKの間取り、家族人数別の考え方、35坪を有効活用するポイントについて解説します。
この記事でわかること
・35坪の平屋がどれくらいの広さなのか
・35坪なら何LDKまでつくれるのか
・3LDK・4LDK・5LDKそれぞれの特徴
・3人・4人・5人家族に適した間取り
・35坪の平屋で取り入れやすい設備や空間
・35坪の平屋で後悔しないためのポイント
35坪の平屋はどれくらいの広さ?
35坪を平方メートルに換算すると、約116㎡です。
畳数に単純換算すると約70畳に相当します。
もちろん、この約70畳すべてをLDKや個室として使えるわけではありません。
住宅には、
・浴室
・洗面脱衣室
・トイレ
・玄関
・廊下
・収納
なども必要です。
それでも35坪あれば、3LDK〜4LDKを中心に比較的ゆとりのある間取りを検討できます。
個室をコンパクトにすれば5LDKも選択肢になります。
また、単に部屋数を増やすのではなく、ファミリークローゼットやランドリースペース、書斎など、暮らしを便利にする空間に面積を使うこともできます。
35坪の平屋なら何LDKまでつくれる?
35坪なら、3LDK・4LDK・5LDKまで幅広く検討できます。
ただし、部屋数によって住宅全体の使い方は大きく変わります。
3LDK
→ LDK・収納・水回りなどにかなりゆとりを持たせやすい
4LDK
→ 個室数と共有スペースのバランスを取りやすい
5LDK
→ 大家族や書斎・来客室など個室数を重視する家庭向け
「35坪だから5LDKまで入れよう」と考えるのではなく、必要な部屋数を決めたうえで、余った面積をどこに使うか考えることが重要です。
35坪・3LDKの平屋はどんな間取り?
35坪で3LDKにすると、一つひとつの空間にかなりゆとりを持たせられます。
一例として、
・LDK:22〜25畳程度
・主寝室:8畳程度
・個室:6畳程度×2
・ファミリークローゼット
・パントリー
・ランドリースペース
・浴室
・広めの洗面スペース
・トイレ
・シューズクローク
といった構成が考えられます。
3人家族や4人家族で個室数を多く必要としない場合には、3LDKにすることで家族共有の空間を充実させられます。
3人家族ならかなりゆとりをつくりやすい
夫婦+子ども1人の3人家族なら、
・夫婦の寝室
・子ども部屋
・書斎や予備室
という構成にできます。
さらに20畳を超えるLDKや大容量の収納なども検討しやすくなります。
将来的に子どもが独立した後も、空いた個室を書斎や趣味部屋として使えます。
35坪・4LDKの平屋はどんな間取り?
35坪の平屋で特にバランスを取りやすいのが4LDKです。
一例として、
・LDK:20〜22畳程度
・主寝室:7〜8畳程度
・子ども部屋:5〜6畳程度×2
・個室:5〜6畳程度
・ファミリークローゼット
・パントリー
・浴室
・洗面脱衣室
・トイレ
・玄関収納
などが考えられます。
30坪で4LDKをつくる場合と比べると約5坪、約16㎡の余裕があります。
この差を、
・LDK
・収納
・洗面室
・ランドリースペース
・書斎
などに使えるため、部屋数を確保しながら生活空間にもゆとりを持たせやすくなります。
4人家族なら35坪・4LDKはどう使える?
夫婦+子ども2人の4人家族なら、
・夫婦の寝室
・子ども部屋×2
・予備室
という使い方ができます。
予備室は、
・書斎
・趣味部屋
・来客用
・室内干しスペース
・将来の家族構成に合わせた部屋
など、さまざまな用途に使えます。
必ずしも最初から用途を固定する必要はありません。
将来の暮らし方が変わったときに使い方を変更できる部屋として設けておくのも一つの方法です。
35坪・5LDKの平屋は可能?
35坪なら5LDKも検討できます。
たとえば、
・LDK:18〜20畳程度
・主寝室:6〜7畳程度
・個室:4.5〜5畳程度×4
・浴室
・洗面脱衣室
・トイレ
・収納
といった構成です。
夫婦+子ども3人の5人家族なら、
夫婦の寝室+子ども部屋3室+予備室
という使い方もできます。
ただし、5LDKにすると3LDKや4LDKより個室に使う面積が増えます。
そのため、
・大きなファミリークローゼット
・広いランドリールーム
・20畳を超えるLDK
などを同時に取り入れるのは難しくなる場合があります。
本当に5つの個室が必要なのかを考えたうえで決めましょう。
35坪の平屋は何人家族に向いている?
35坪の平屋は、3〜5人程度の家族で幅広く検討できます。
3人家族
3LDKを中心にすると、かなりゆとりのある住まいをつくれます。
個室数を抑えてLDKや収納、趣味スペースなどを充実させたい家庭に向いています。
4人家族
3LDK〜4LDKが検討しやすくなります。
子ども一人ひとりに個室を設けながら、ファミリークローゼットなども取り入れやすいでしょう。
5人家族
4LDK〜5LDKが選択肢になります。
家族が多くなるため、個室だけでなく収納や洗面、トイレなど家族全員が使う場所の計画も重要です。
35坪の平屋ならLDKは何畳取れる?
間取りによって異なりますが、35坪なら18〜25畳程度のLDKを検討できます。
3LDKなら22〜25畳程度、4LDKなら20〜22畳程度、5LDKなら18〜20畳程度が一つの目安です。
ただし、LDKは単純な畳数だけで広さを判断するものではありません。
同じ20畳でも、
・キッチンの形
・家具の配置
・窓の大きさ
・天井の高さ
・廊下とのつながり
・庭への視線
などによって感じる広さは変わります。
家具を置いた状態まで想定して間取りを考えましょう。
35坪の平屋で取り入れやすい7つの間取り
35坪程度になると、必要な部屋を確保するだけでなく、日々の暮らしを便利にする空間も検討しやすくなります。
1.ファミリークローゼット
家族の衣類を一か所にまとめて収納するスペースです。
各個室の収納をコンパクトにできるため、住宅全体の収納を効率よく配置できます。
2.ランドリースペース
洗う・干す・たたむといった洗濯作業を一か所で行えるスペースです。
ファミリークローゼットと近くに配置すると、洗濯から収納までの動線を短くできます。
3.パントリー
食品や飲料、日用品などをまとめて収納できます。
家族人数が多く、まとめ買いをする家庭には特に便利です。
4.シューズクローク
家族の靴だけでなく、
・雨具
・ベビーカー
・アウトドア用品
・スポーツ用品
なども収納できます。
玄関をすっきり保ちやすくなります。
5.独立した洗面スペース
洗面室と脱衣室を分ければ、家族がお風呂に入っているときでも洗面台を利用できます。
4人・5人家族では特に便利です。
6.書斎
在宅ワークや趣味に使える独立したスペースを設けやすくなります。
一部屋すべてを書斎にしなくても、2〜3畳程度のコンパクトなスペースを設ける方法もあります。
7.室内とつながる庭
LDKから庭へ直接出られるようにすると、室内と屋外を一体的に使えます。
平屋ならではの庭との距離の近さを活かした間取りです。
35坪の平屋を広く使うポイント
35坪は十分な広さがありますが、間取りによっては無駄なスペースが生まれることもあります。
廊下を増やしすぎない
建物が大きくなるほど、各部屋をつなぐ廊下も長くなりがちです。
LDKを中心に各部屋を配置するなど、移動だけに使う面積を減らしましょう。
家族共有のスペースを優先する
個室を必要以上に広くすると、家族全員で使う場所が狭くなります。
LDK・洗面・収納など、家族全員が毎日使う場所を優先して面積を配分する考え方も大切です。
家事動線を短くする
家が広くなるほど、間取りによっては家事の移動距離も長くなります。
キッチン・ランドリー・ファミリークローゼットなどを近くに配置し、毎日の動きを短くしましょう。
視線の抜けをつくる
大きな窓から庭へ視線を抜いたり、LDKを細かく区切らなかったりすると、実際の面積以上の開放感をつくれます。
35坪の平屋で後悔しやすいポイント
35坪あるからこそ注意したいこともあります。
必要以上に家を大きくしてしまう
広い家ほど快適とは限りません。
使わない部屋や収納を増やせば、建築費だけでなく将来の掃除やメンテナンスの負担も増えます。
家事動線が長くなる
平屋は階段がない一方、横方向に建物が広がります。
キッチンと洗面室、物干し場所と収納が離れていると、毎日の移動距離が長くなる可能性があります。
採光が難しくなる場合がある
35坪の平屋は建物の面積が大きくなるため、形状によっては住宅の中心部まで自然光が届きにくくなります。
建物の形や窓の位置、中庭などを活用して採光を確保しましょう。
冷暖房計画が重要になる
広いLDKや勾配天井などを採用する場合、断熱性能や空調計画も重要になります。
開放感だけでなく、一年を通した室温や光熱費まで考えて設計する必要があります。
鳥取で35坪の平屋を建てるときのポイント
鳥取県で35坪の平屋を建てる場合は、建物だけでなく土地全体を見て計画することが重要です。
平屋では35坪の延床面積が基本的に1階に広がるため、同じ35坪の二階建てより広い建築面積が必要になります。
さらに、
・家族分の駐車スペース
・来客用駐車場
・庭
・物置
・隣家との距離
・日当たり
・雨や雪への対策
なども考える必要があります。
特に車を複数台所有する家庭では、35坪の建物を配置できるだけでは十分とは限りません。
駐車した状態で車を出し入れできるか、玄関まで移動しやすいかなど、実際の暮らしまで想定しましょう。
また、建物が横に広がるほど日当たりや風通し、住宅中心部の採光も重要になります。
土地を購入する前に、希望する35坪の平屋と駐車場、庭などを実際に配置できるか確認することをおすすめします。
FAQ|35坪の平屋について
Q.35坪は何平方メートルですか?
35坪は約116㎡です。
平屋の場合、基本的には約116㎡の延床面積が1階部分に配置されます。
Q.35坪の平屋は何人家族向けですか?
3〜5人程度の家族で幅広く検討できます。
家族人数だけでなく、必要な個室数や収納、LDKの広さによって適切な間取りは異なります。
Q.35坪なら4LDKはつくれますか?
十分検討できます。
20畳前後のLDKと主寝室、子ども部屋などを確保しながら、収納にも面積を使いやすい広さです。
Q.35坪で5LDKは可能ですか?
可能です。
ただし、5つの個室を確保するとLDKや収納に使える面積が少なくなるため、本当に必要な部屋数か検討しましょう。
Q.35坪の平屋ならLDKは何畳くらい取れますか?
間取りによりますが、18〜25畳程度が一つの目安です。
3LDKなど個室数を抑えれば、20畳を超えるLDKも検討しやすくなります。
Q.30坪と35坪の平屋ではどれくらい違いますか?
5坪は約16.5㎡の差があります。
個室1室分以上に相当する面積なので、LDKを広くしたり、収納やランドリースペースを追加したりと、間取りの自由度が高まります。
専門家コメント

株式会社ヤマタホーム
代表取締役社長 山田 雄作
35坪の平屋は、部屋数だけでなく、日々の暮らしをより快適にするための空間まで考えやすい広さです。4人家族であれば4LDKをつくりながら収納や家事スペースを充実させるなど、さまざまな選択肢があります。
一方で、広さに余裕があるからこそ「せっかくならこれも」と要望が増えやすいのも家づくりです。使わない部屋や必要以上の収納を増やしてしまうと、建築費が上がるだけでなく、掃除や将来のメンテナンスにも負担がかかります。
私たちが大切にしているのは、単純に大きな家をつくることではなく、ご家族にとって必要な場所に必要な広さを使うことです。
家族が集まるLDK、毎日使う洗面やランドリースペース、衣類をまとめられる収納など、ご家族の暮らし方によって優先すべき場所は異なります。
また、35坪の平屋では土地選びも非常に重要です。建物だけでなく、駐車スペースや庭、日当たりまで含めて考えることで、平屋の良さをより活かせます。
ヤマタホームでは、ご家族の人数だけではなく、普段の過ごし方や家事の仕方、将来の暮らしまで伺いながら、そのご家族に合った住まいをご提案しています。「35坪で何部屋つくれるか」だけでなく、「35坪をどう使えば一番暮らしやすいか」という視点で家づくりを考えていただきたいと思います。
まとめ|35坪の平屋は4LDKでもゆとりをつくりやすい広さ
35坪の平屋は約116㎡あり、3LDK〜5LDKまで幅広い間取りを検討できます。
3LDKなら、LDKや収納、水回りをかなり充実させやすくなります。
4LDKなら、家族それぞれの個室を確保しながら、20畳前後のLDKやファミリークローゼットなども検討できます。
5LDKなら、5人家族や個室数を重視する家庭にも対応できます。
ただし、大切なのは部屋数を増やすことではありません。
・本当に必要な個室数を考える
・家族が集まるLDKを優先する
・家事動線を短くする
・必要な場所に収納を配置する
・将来使わなくなる部屋まで考える
・土地と建物を一緒に計画する
といった視点が重要です。
ヤマタホームでは、鳥取の土地条件や気候、ご家族の人数、生活スタイルまで考えた平屋をご提案しています。
「35坪ならどんな間取りができる?」「4LDKと5LDKで迷っている」といった段階でも、土地探しからお気軽にご相談ください。