この記事でわかること
- 鳥取で吹き抜けのある家は光熱費が高くなりやすいのか
- 吹き抜けの冷暖房効率を左右するポイント
- 断熱・気密性能と光熱費の関係
- 高窓・大開口で注意したい窓性能
- 冬の日射取得と夏の日射遮蔽の考え方
- エアコンの選び方・配置のポイント
- シーリングファンの役割
- 吹き抜け住宅で省エネを考える方法
- 鳥取で光熱費に後悔しないためのチェックポイント
鳥取で吹き抜けのある家は光熱費が高い?
「吹き抜けは開放的だけど、エアコン代が高そう」
「大空間を暖めるから電気代も上がる?」
「鳥取の冬でも省エネに暮らせる?」
吹き抜けを検討するとき、気になるのが光熱費です。
結論からいうと、
吹き抜けがあるだけで光熱費が必ず高くなるわけではありません。
一方で、吹き抜けは通常の天井高の部屋より空間の容積が大きくなりやすいため、
- 断熱性能が低い
- 気密性能が低い
- 窓が大きすぎる
- 夏の日射が入りすぎる
- 暖房・冷房設備が建物に合っていない
といった条件が重なると、冷暖房に必要なエネルギーが増える可能性があります。
国土交通省も、住宅の省エネ性能について、UA値などの外皮性能だけでなく、暖冷房・換気・照明・給湯などを含めた一次エネルギー消費量を評価しています。つまり、省エネ住宅は「断熱だけ」「設備だけ」で決まるものではありません。
鳥取で吹き抜けのある家を建てるなら、
吹き抜け+断熱+気密+窓+日射+冷暖房設備
を一つの計画として考えることが重要です。
そもそも吹き抜けで光熱費が高くなるといわれる理由
吹き抜けでは1階と2階が上下につながります。
そのため、一般的な天井のあるLDKより、
冷暖房する空間の容積が大きくなる
ケースがあります。
例えば同じ20畳のLDKでも、
- 一般的な天井高
- 2階まで続く吹き抜け
では、暖めたり冷やしたりする空気の量が異なります。
ただし、
容積が大きい=必ず光熱費が高い
という意味ではありません。
実際に必要な冷暖房エネルギーには、
- 外へ逃げる熱
- 外から入ってくる熱
- 窓からの日射
- 換気
- 設備効率
- 設定温度
- 暮らし方
などが関係します。
光熱費を左右するのは「吹き抜けの大きさ」だけではない
吹き抜け住宅で光熱費を考えるなら、まず、
どれだけの熱が住宅から出入りするか
を見る必要があります。
主なポイントは、
- 屋根
- 壁
- 床・基礎
- 窓
- 隙間
- 換気
です。
つまり、吹き抜けの空間を小さくするだけではなく、
住宅そのものを熱が逃げにくく、入りにくくする
ことが省エネにつながります。
省エネのポイント①断熱性能を高める
冷暖房効率を考えるうえで、まず重要なのが断熱性能です。
冬は、
暖房
↓
室内を暖める
↓
屋根・壁・窓などから熱が逃げる
という動きが起こります。
夏は逆に、
外の熱
↓
屋根・壁・窓
↓
室内へ入る
ことで冷房負荷が増えます。
国土交通省の住宅省エネ情報でも、冷暖房によるエネルギー消費を抑えるには、冬は室内の熱を外へ逃がしにくくし、夏は外部の熱を室内へ入れにくくすることが重要とされています。
UA値を確認する
住宅の断熱性能を見る代表的な指標の一つがUA値です。
UA値は、建物内部から外へ逃げる熱量を外皮面積で割った指標で、数値が小さいほど熱が出入りしにくいことを示します。
吹き抜け住宅でも、
- 屋根
- 壁
- 床
- 窓
を含めて住宅全体のUA値を考えます。
UA値だけで光熱費は決まらない
ただし、
UA値が低ければ電気代が必ず○円になる
というものではありません。
実際の光熱費には、
- 延床面積
- 吹き抜けの大きさ
- 窓面積
- 日射
- エアコン性能
- 設定温度
- 在宅時間
- 家族人数
- 電気料金
なども影響します。
UA値は重要な判断材料ですが、光熱費そのものではありません。
省エネのポイント②気密性能を考える
断熱とあわせて重要なのが気密です。
住宅に意図しない隙間が多いと、
冬
→冷たい外気が入りやすい
夏
→暑く湿った外気が入りやすい
という状態になります。
冷暖房している途中で外気が大量に入ってくれば、室温を維持するためにエネルギーが必要になります。
吹き抜けでは上下の空気移動も考える
吹き抜けでは上下方向へ大きな空間がつながります。
冬は暖かい空気が上昇するため、建物に隙間が多いと上下方向の温度差によって空気が動きやすくなります。
そのため、
断熱+気密
をセットで考えることが重要です。
C値は実測で確認する
気密性能を見る代表的な指標がC値です。
C値は住宅の隙間の大きさを表します。
重要なのは、設計図上だけで判断せず、実際の建物で気密測定を行うことで確認できる点です。
住宅会社を選ぶ際は、
- 気密測定をしているか
- どのタイミングで測るか
なども確認してみましょう。
高気密だから省エネになるとは限らない
気密性能は重要ですが、
高気密であれば冷暖房が不要になる
わけではありません。
また、高気密住宅でも換気は必要です。
重要なのは、
断熱+気密+換気+冷暖房
のバランスです。
省エネのポイント③窓からの熱の出入りを抑える
吹き抜け住宅で特に注意したいのが窓です。
吹き抜けでは、
- 高窓
- 大開口
- 大きなFIX窓
などを採用するケースがあります。
国土交通省の住宅省エネ情報では、一定の住宅条件での試算例として、開口部からの熱の流出入が住宅全体の中で大きな割合を占めることが示されています。
また資源エネルギー庁も、窓やドアは屋根や壁に比べ室内の熱が逃げやすく、窓の断熱性能を高めることは冷暖房効率向上につながると説明しています。
吹き抜け窓は「大きいほどいい」ではない
吹き抜けの魅力として、
「大きな窓から光が降り注ぐLDK」
をイメージする方もいるでしょう。
しかし窓を大きくするほど、
- 冬の熱損失
- 夏の日射取得
- 建築費
- 掃除
への影響も大きくなります。
そのため、
採光に必要な窓
と
景色を見る窓
を分けて考えることが重要です。
高窓は小さくても効果的な場合がある
高い位置の窓は室内の奥へ光を届けやすいため、必ずしも巨大な窓にする必要はありません。
例えば、
- 高窓で採光
- 1階窓で景色
- 南面の窓で冬の日射取得
というように役割を分ける方法があります。
窓面積を必要以上に増やさないことも、省エネ設計のポイントです。
省エネのポイント④冬の日射を上手に取り込む
冬の日射は無料で利用できる熱エネルギーです。
南側など適切な場所から日射を取り込めれば、
- 床
- 壁
- 家具
などが暖められます。
その結果、日中の暖房負荷を抑えやすくなる場合があります。
吹き抜けの高窓を活用して、
冬の日射
↓
高窓
↓
吹き抜け
↓
LDK
へ光と熱を取り込む設計も考えられます。
日射取得は方角を見る
窓から入る日射量は、
- 方角
- 時間帯
- 季節
- 隣家
- 軒
- 周辺の山や建物
などによって変わります。
そのため、
南向きに窓がある=必ず冬暖かい
とは限りません。
設計時に冬の日照を確認しましょう。
省エネのポイント⑤夏の日射を室内へ入れない
冬にはありがたい日射も、夏には冷房負荷を増やします。
そのため吹き抜け住宅では、
冬の日射取得+夏の日射遮蔽
をセットで考える必要があります。
国土交通省の省エネ基準でも、住宅外皮性能はUA値だけでなく、冷房期の日射熱取得を表すηAC値によって評価されています。
南側は軒・庇を利用する
夏の南側の日射は比較的高い角度から入ります。
そのため、
- 軒
- 庇
を適切に設計することで夏の日射を遮りながら、冬の低い日射を取り込める場合があります。
東西の高窓は特に注意
東側・西側は、朝夕の低い角度から日射が入りやすくなります。
特に西側の吹き抜け窓は、夏の午後に室温上昇へ影響する可能性があります。
対策として、
- 外付けシェード
- 外付けブラインド
- 縦ルーバー
などを検討しましょう。
室内へ日射が入ってからカーテンで遮るより、外側で遮る方法を考えることが重要です。
省エネのポイント⑥エアコンを畳数だけで選ばない
吹き抜け住宅では、
「LDKが20畳だから20畳用エアコン」
と単純に決めないことが重要です。
吹き抜けがあれば室内の容積は大きくなります。
一方、高断熱・高気密住宅なら、一般的な住宅より熱負荷を抑えやすくなる場合があります。
そのため必要なエアコン能力は、
- 断熱性能
- 気密性能
- 建物面積
- 吹き抜け容積
- 窓面積
- 日射
- 地域条件
などから判断します。
「大きいエアコンほど安心」とは限らない
容量が大きすぎる設備を選べば必ず省エネになるわけではありません。
逆に能力が不足していれば、希望する室温を維持しにくくなる可能性があります。
重要なのは、
住宅の熱負荷に合った設備を選ぶこと
です。
エアコンの配置も冷暖房効率を左右する
吹き抜けではエアコンの位置も重要です。
例えば、
暖房
1階の居住域をどう暖めるか。
冷房
冷たい空気をLDKや上下階へどう届けるか。
を考えます。
また、高すぎる位置へエアコンを設置すると、
- フィルター掃除
- 故障時の修理
- 本体交換
が難しくなる場合があります。
省エネ性だけでなくメンテナンス性も確認しましょう。
省エネのポイント⑦シーリングファンを適切に使う
吹き抜け上部では暖かい空気がたまりやすくなる場合があります。
そこで使われることがあるのがシーリングファンです。
シーリングファンで室内の空気を循環させることで、
上下の温度差を小さくする補助
ができます。
シーリングファン自体が省エネにするわけではない
注意したいのは、
シーリングファンを付ければ光熱費が下がる
と一律に言えないことです。
シーリングファンは熱を生み出したり、冷やしたりする設備ではありません。
まず、
- 断熱
- 気密
- 窓
- 冷暖房
を整えたうえで、空気循環を補助する設備として考えましょう。
省エネのポイント⑧吹き抜けを大きくしすぎない
吹き抜けを大きくすると開放感は高まりやすくなります。
一方、
- 冷暖房する容積
- 二階の床面積
- 高窓面積
も変わるため、住宅全体への影響が大きくなります。
そこで、
「最大限大きな吹き抜け」ではなく「必要な開放感を得られる吹き抜け」
を考えます。
例えば、
- リビング全体を吹き抜けにする
- リビングの一部だけ吹き抜けにする
- 階段部分と吹き抜けを組み合わせる
などを比較しましょう。
省エネのポイント⑨吹き抜けと間取りをセットで考える
同じ吹き抜けでも、間取りによって空調のしやすさは変わります。
例えば、
1階LDK
+
吹き抜け
+
2階ホール
が一体になっていれば、上下の空気を共有しやすくなります。
一方、吹き抜けに面して多くの個室がある場合は、
- 個室を閉めたときの空調
- 温度差
- 家族それぞれの設定温度
も考える必要があります。
リビング階段との組み合わせも確認する
吹き抜け+リビング階段では、
- 吹き抜け
- 階段
の両方を通じて上下階がつながります。
開放感は高まりやすい一方、空調する範囲も考える必要があります。
吹き抜けと階段を別々に考えず、LDK全体の空気の流れとして設計しましょう。
24時間換気を止めれば光熱費を抑えられる?
冬や夏に、
「外気が入るなら換気を止めれば省エネでは?」
と考える方もいるかもしれません。
しかし24時間換気には、住宅内の空気を計画的に入れ替える役割があります。
冷暖房効率だけを理由に安易に停止するのは避けましょう。
住宅性能や換気方式を含めて、計画された使い方をすることが重要です。
太陽光発電を載せれば吹き抜けの光熱費問題は解決する?
太陽光発電は、住宅で使う電力の一部を発電できる設備です。
省エネ・創エネを考えるうえで選択肢になります。
ただし、
太陽光発電を設置すれば、熱が逃げやすい家でも問題ない
というわけではありません。
優先したいのは、
- 建物の冷暖房負荷を抑える
- 高効率な設備を選ぶ
- 必要に応じて創エネを検討する
という考え方です。
吹き抜け住宅の光熱費で後悔しやすい失敗例
「吹き抜けだから電気代が高い」と決めつけた
実際には住宅性能・窓・設備・暮らし方など複数の要因が影響します。
大きな高窓をつけすぎた
冬の熱損失や夏の日射取得が増える可能性があります。
断熱だけ考えて気密を確認しなかった
意図しない外気流入を抑えるには気密も重要です。
冬の日射だけ考えた
夏の日射遮蔽もセットで考える必要があります。
大容量エアコンを選べば安心だと思った
設備容量は住宅の熱負荷に合わせて考えましょう。
シーリングファンだけで温度差を解決しようとした
ファンは空気循環の補助です。
設定温度を上げ下げしすぎた
暮らし方や設備の運転方法も実際の消費電力に影響します。
光熱費はいくら上がる?
「吹き抜けにすると年間○万円高くなる?」
という疑問もあるでしょう。
しかし、一律の金額を出すことはできません。
光熱費は、
- 建物面積
- 断熱性能
- 気密性能
- 窓
- 吹き抜けの大きさ
- 冷暖房設備
- 設定温度
- 家族人数
- 在宅時間
- 電気料金
- 太陽光発電の有無
などで変わります。
そのため、吹き抜け住宅を検討するときは、
「吹き抜けの電気代はいくら?」
と聞くより、
「この住宅性能・この間取りで、冷暖房負荷はどの程度になる?」
という視点で住宅会社へ確認するほうが重要です。
建築費と光熱費を分けすぎない
省エネ住宅では、初期費用だけでなく長期的なエネルギー消費も考えることが重要です。
例えば、
窓性能を下げる
↓
新築時の価格を抑える
↓
冷暖房負荷が増える可能性
という関係も考えられます。
一方で、必要以上に高額な設備を入れれば必ず経済的になるとも限りません。
建築費+設備費+将来の光熱費+メンテナンス費
を総合的に考えましょう。
鳥取で省エネな吹き抜け住宅をつくるチェックリスト
- 吹き抜けの大きさは適切か
- 冷暖房する空間の容積を確認したか
- UA値を確認したか
- 気密性能を確認する方法があるか
- 気密測定を行うか確認したか
- 屋根・天井の断熱を確認したか
- 窓性能を確認したか
- 高窓を大きくしすぎていないか
- 冬の日射を利用できるか
- 夏の日射遮蔽を考えたか
- 東西の窓対策を考えたか
- エアコンを熱負荷から検討したか
- エアコン位置を確認したか
- シーリングファンが本当に必要か
- 上下階の温度差を考えたか
- リビング階段との関係を確認したか
- 換気方式を確認したか
- 設備のメンテナンス方法を確認したか
- 建築費だけでなくランニングコストも考えたか
- 太陽光発電を含めた省エネ計画を比較したか
FAQ|鳥取の吹き抜けと光熱費について
Q. 吹き抜けをつくると光熱費は必ず高くなりますか?
必ず高くなるわけではありません。吹き抜けの大きさだけでなく、断熱・気密・窓・日射・設備効率・暮らし方などによって変わります。
Q. 吹き抜けは暖房費が高くなりやすいですか?
空間容積が大きくなる点は考慮が必要です。一方で住宅の熱損失を抑え、適切な暖房設備を選べば冷暖房負荷を抑えやすくなります。
Q. 高断熱にすれば光熱費は安くなりますか?
冷暖房負荷を抑えるうえで断熱は重要です。ただし実際の光熱費は、設備・設定温度・家族の暮らし方などにも左右されます。
Q. 吹き抜けでは気密性能も必要ですか?
意図しない隙間からの外気流入を抑える意味で重要です。気密性能を確認するなら、実測による気密測定の有無も確認しましょう。
Q. 吹き抜けの窓を小さくしたほうが省エネですか?
一概にはいえません。窓には熱損失だけでなく、採光・冬の日射取得という役割もあります。方角・性能・大きさをセットで決めましょう。
Q. シーリングファンで電気代を抑えられますか?
上下の空気を循環させる補助にはなりますが、必ず光熱費が下がるとはいえません。まず住宅性能と冷暖房計画を整えることが基本です。
Q. エアコンは大きいものを選んだほうがいいですか?
大きければよいわけではありません。住宅の断熱性能・窓・日射・吹き抜け容積などから必要な能力を検討しましょう。
Q. 夏の吹き抜けの冷房費を抑えるポイントは?
窓からの日射を抑えることが重要です。軒・庇・外付けシェードなどを方角に合わせて検討しましょう。
Q. 太陽光発電があれば光熱費を気にしなくていいですか?
太陽光発電は選択肢の一つですが、まず住宅の冷暖房負荷を抑えることが重要です。建物性能・設備効率・創エネを順番に考えましょう。
Q. 鳥取で吹き抜け住宅の光熱費に後悔しない一番のポイントは?
吹き抜けだけを原因にせず、断熱・気密・窓・日射・設備・暮らし方を含めて住宅全体のエネルギー消費を考えることです。
専門家コメント

株式会社ヤマタホーム 代表取締役社長 山田 雄作
吹き抜けを検討される方から、「光熱費が高くなりませんか?」という質問をいただくことがあります。
確かに吹き抜けは空間の容積が大きくなるため、冷暖房計画を考えることは重要です。
ただし、光熱費は吹き抜けの有無だけで決まるものではありません。
住宅からどれくらい熱が逃げるのか、窓からどれくらい日射が入るのか、どのような設備で冷暖房するのか。それらを一つずつ整理する必要があります。
冬は熱を逃がしにくくしながら利用できる日射を取り込み、夏は強い日射を室内へ入れない。そして建物の熱負荷に合った冷暖房設備を選ぶ。
「吹き抜けなのに省エネにする」のではなく、「吹き抜けを含めた住宅全体を省エネになるよう設計すること」。
それが、鳥取で開放感と冷暖房効率を両立するポイントです。
鳥取で省エネな吹き抜け住宅ならヤマタホームへ相談
鳥取で吹き抜けのある注文住宅を検討するなら、完成後の光熱費も意識して住宅性能と設備を考えることが重要です。
ヤマタホームでは、ご家族の暮らし方や土地条件を踏まえて住まいをご提案します。
- 吹き抜けの広さと間取りの検討
- 高気密・高断熱を意識した住宅性能
- 高窓・大開口の性能を考えた窓計画
- 冬の日射取得を考えた設計
- 夏の日射遮蔽を考えた軒・庇計画
- 吹き抜けを含めた冷暖房計画
- 建物の条件に合わせたエアコン計画
- シーリングファンの必要性の検討
- リビング階段と空調を考えた間取り
- 太陽光発電を含めた省エネ計画
- 建築費・設備費・ランニングコストを考えた資金計画
「吹き抜けにしたいけれど電気代が心配」
「高断熱住宅と吹き抜けの相性を知りたい」
「エアコンを何台つけるべきか検討したい」
という方は、吹き抜けだけを見るのではなく、住宅全体の性能と冷暖房計画から考えてみましょう。
まとめ|鳥取で吹き抜けのある家の光熱費を抑えるなら住宅全体で省エネを考えよう
吹き抜けは、一般的な天井高の部屋より冷暖房する空間の容積が大きくなる場合があります。
しかし、
吹き抜け=光熱費が高い
と単純には決められません。
実際の冷暖房効率には、
- 断熱性能
- 気密性能
- 窓性能
- 窓面積
- 冬の日射取得
- 夏の日射遮蔽
- エアコン能力
- エアコン配置
- 換気
- 暮らし方
が関係します。
特に重要なのは、
冷暖房設備を大きくする前に、住宅の冷暖房負荷を減らすこと
です。
そのため、
断熱
→気密
→窓
→日射
→吹き抜けの大きさ
→冷暖房設備
→空気循環
→創エネ
という順番で考えていきましょう。
国の省エネ基準でも、住宅性能は断熱性能だけではなく、日射や暖冷房設備などを含めて評価されています。
鳥取で吹き抜けのある家を建てるなら、開放感と省エネ性をどちらか一方にする必要はありません。
住宅性能・窓・日射・空調を最初から一体で設計すること。
それが、吹き抜けの開放感を楽しみながら冷暖房効率を高めやすい住まいをつくるポイントです。