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鳥取の夏は暑い?気温以上に蒸し暑く感じる理由

この記事でわかること

  • 鳥取の夏は実際どれくらい暑いのか
  • 気温以上に蒸し暑く感じる理由
  • 湿度が体感温度に与える影響
  • 室内が暑くなりやすい家の特徴
  • 鳥取で夏を快適に過ごすための対策
  • 断熱・日射遮蔽・除湿が重要な理由
  • 夏に後悔しない注文住宅の考え方

鳥取の夏は暑い?

「鳥取って冬は雪のイメージがあるけれど、夏も暑いの?」

鳥取でこれから暮らす方や、注文住宅を検討している方の中には、このような疑問を持つ方もいるでしょう。

結論からいうと、鳥取の夏はしっかり暑く、さらに湿度の影響によって気温以上に蒸し暑く感じやすい地域です。

気象庁の1991〜2020年平年値を見ると、鳥取では8月上旬に日最高気温の平年値が33℃前後となる日があります。

倉吉でも8月の平均気温は26.3℃、日最高気温の月平均は30.5℃となっています。

そのため、

「鳥取=冬が寒い地域だから、夏は涼しい」

とは限りません。

むしろ家づくりでは、

  • 冬の寒さ対策
  • 夏の暑さ対策

の両方を考える必要があります。

特に夏の住まいで重要なのが、

断熱・日射遮蔽・除湿

の3つです。

鳥取の夏が暑く感じる理由

夏の暑さというと「気温」ばかりに目が行きがちですが、体感的な暑さは気温だけでは決まりません。

主に影響するのが、

  • 気温
  • 湿度
  • 日射
  • 室内の表面温度

です。

鳥取では気温が高くなるだけでなく、湿度の高い日もあるため、汗が蒸発しにくくなります。

その結果、

「気温は30℃くらいなのにものすごく暑い」

「夜になっても体がベタベタする」

「エアコンを入れているのに快適にならない」

と感じることがあります。

気温以上に蒸し暑く感じる最大の理由は「湿度」

人は汗をかき、その汗が蒸発するときに体の熱を逃がしています。

しかし、湿度が高いと空気中にすでに多くの水分が含まれているため、汗が蒸発しにくくなります。

すると、

  • 汗が肌に残る
  • ベタベタする
  • 体の熱が逃げにくい
  • 実際の気温以上に暑く感じる

という状態になります。

つまり鳥取の夏を快適にするには、

室温を下げるだけでなく、湿度も下げる

ことが重要です。

鳥取では7月・8月に本格的な暑さになる

鳥取では梅雨明け前後から気温が上がり、7月から8月にかけて本格的な暑さになります。

気象庁の平年値では、鳥取の8月上旬には日最高気温の平年値が33℃前後となっています。

また、県内の倉吉では、

  • 7月平均気温:25.4℃
  • 7月の日最高気温平均:29.2℃
  • 8月平均気温:26.3℃
  • 8月の日最高気温平均:30.5℃

となっています。

地域によって差はありますが、鳥取県内でも夏は30℃を超える暑さを前提に暮らしを考える必要があります。

なぜ家の中まで暑くなるの?

外が暑いから室内も暑い、というだけではありません。

住宅には複数の経路から熱が入ります。

例えば、

  • 屋根から入る熱
  • 外壁から入る熱
  • 窓から入る日射
  • 換気によって入る外気
  • 人や家電から発生する熱

などです。

中でも夏の家づくりで特に注意したいのが、窓から入る日射です。

夏の暑さは「窓」から入りやすい

夏の日差しが窓から直接室内に入ると、

  • 家具

などが暖められます。

すると室温だけでなく、室内の表面温度も上昇します。

その結果、

「エアコンをつけているのに暑い」

という状況になることがあります。

特に注意したいのが、

  • 南側の大きな窓
  • 西向きの窓
  • 吹き抜けの高窓
  • 日射遮蔽がない窓

です。

大きな窓は明るく開放的ですが、夏の日射まで考えずに配置すると、暑さの原因になることがあります。

特に注意したいのが西日

夏の住宅で厄介なのが西日です。

西日は午後から夕方に低い角度で差し込むため、軒や庇だけでは遮りにくい場合があります。

西側に大きな窓があると、

  • 午後に室温が上がる
  • 夕方になっても暑い
  • 帰宅したときに家が暑い
  • 夜まで熱が残る

といった状態になりやすくなります。

そのため西側の窓は、

  • サイズを必要以上に大きくしない
  • 外付けシェードを設ける
  • 外付けブラインドを検討する
  • 植栽などで日差しを遮る

といった工夫が有効です。

「断熱すると夏は暑くなる」は本当?

高断熱住宅について、

「熱を逃がさないなら、夏は暑くなるのでは?」

と疑問に思う方もいるでしょう。

これは半分正しく、半分誤解があります。

断熱性能を高めると、屋根や壁を通して外の熱が室内へ入ってくるのを抑えやすくなります。

つまり正しく設計された高断熱住宅は、夏の外気の影響も受けにくくすることができます。

ただし、窓から大量の日射を取り込んでしまうと、その熱も室内に残りやすくなります。

だからこそ、

高断熱+日射遮蔽

をセットで考えることが重要なのです。

鳥取で夏涼しい家をつくるポイント①断熱

夏の快適性を高める基本が断熱です。

断熱性能を高めることで、

  • 屋根から入る熱を抑える
  • 外壁から入る熱を抑える
  • 冷房した室温を維持しやすくする
  • エアコンの負担を減らしやすくする

といった効果が期待できます。

特に屋根は夏の日射を強く受けます。

そのため、

  • 屋根断熱
  • 天井断熱
  • 外壁断熱

など、住宅全体で熱の侵入を抑えることが重要です。

断熱性能を見る場合は、断熱材の商品名だけでなく、住宅全体の断熱性能を示すUA値も確認しましょう。

鳥取で夏涼しい家をつくるポイント②日射遮蔽

夏の家づくりでは、断熱と同じくらい重要なのが日射遮蔽です。

ポイントは、日差しが窓ガラスに当たる前に遮ることです。

例えば、

  • 外付けシェード
  • 外付けブラインド
  • すだれ
  • 植栽

などがあります。

室内カーテンでも日差しを和らげることはできますが、一度窓を通って室内に入った熱は室内側に残ります。

そのため、夏の暑さ対策では窓の外側で日射を遮る方法が効果的です。

南側の窓は夏と冬を両方考える

南側の大きな窓をすべて小さくしてしまう必要はありません。

南面の窓は、冬には太陽の熱を取り込む役割もあります。

そのため、

高い位置から差し込む太陽を軒・庇で遮る。

低い位置から差し込む太陽光を室内へ取り込む。

という設計が理想です。

つまり窓は、

「大きいか小さいか」

だけで決めるのではなく、

  • 方角
  • 太陽高度
  • 軒の長さ
  • 周囲の建物
  • 土地条件

まで含めて計画することが重要です。

鳥取で夏涼しい家をつくるポイント③除湿

鳥取の夏で忘れてはいけないのが除湿です。

室温だけを下げても湿度が高ければ、

「なんとなく蒸し暑い」

と感じる場合があります。

反対に適切に除湿されていると、同じ室温でも快適に感じやすくなります。

除湿方法には、

  • エアコンの冷房運転
  • エアコンの除湿運転
  • 除湿機
  • 空調設備

などがあります。

重要なのは、

温度と湿度をセットで管理すること

です。

エアコンを強くすれば解決するわけではない

「暑ければエアコンの設定温度を下げればいい」

と考えがちですが、住宅性能が低い場合は効率が悪くなります。

例えば、

  • 屋根から大量の熱が入る
  • 西日が室内へ差し込む
  • 窓から熱が入る
  • 隙間から高温多湿な外気が入る

という状態では、エアコンは常に熱と湿気を処理し続けなければなりません。

そのため夏の快適性は、

エアコンの性能だけでなく、住宅そのものの性能で決まる部分が大きい

と考えましょう。

高気密住宅も夏の快適性に関係する

断熱とあわせて確認したいのが気密性能です。

住宅に隙間が多いと、高温多湿な外気が意図しない場所から入り込みやすくなります。

気密性能を確保することで、

  • 冷房した空気を維持しやすい
  • 外気の侵入を抑えやすい
  • 計画換気を機能させやすい
  • 温度・湿度を管理しやすい

というメリットがあります。

気密性能の代表的な指標がC値です。

高気密住宅を検討する場合は、

  • C値の目標
  • 気密測定の有無
  • 実測値を確認できるか

などを住宅会社へ確認しましょう。

換気すれば涼しくなる?

夏の夜に外気温が低ければ、窓を開けることで涼しく感じることもあります。

しかし、外が高温多湿の場合は注意が必要です。

窓を開けることで、

  • 湿気

を室内へ取り込んでしまう可能性があります。

そのため真夏は、

「暑いから窓を開ける」

だけでなく、

  • 外気温
  • 外の湿度
  • 室内温度
  • 室内湿度

を見ながら判断することが大切です。

高気密住宅では、24時間換気と冷房・除湿を計画的に組み合わせることが基本になります。

夏に暑くなりやすい間取りとは?

大きな西向き窓

午後から強い日射が入りやすくなります。

日射遮蔽のない南面大開口

開放感はありますが、夏の日射対策が不足すると室温上昇の原因になります。

吹き抜けに大きな窓を設置

高い位置の窓は日差しを遮る設備を後から取り付けにくい場合があります。

設計時から日射遮蔽を考えましょう。

2階の屋根直下の部屋

屋根からの熱の影響を受けやすいため、屋根・天井の断熱性能が重要です。

鳥取で夏に後悔しやすい家づくり

「南向きなら大丈夫」と考えた

南向きの家でも、日射遮蔽を考えなければ暑くなることがあります。

大切なのは方角だけではなく、窓と日射の設計です。

窓を大きくしすぎた

大開口は魅力的ですが、

  • 夏の暑さ
  • 冬の寒さ
  • プライバシー
  • 家具配置

まで考える必要があります。

西日の対策をしていなかった

完成後に暑さを感じてからシェードなどを追加するケースがあります。

設計段階から対策しておくほうがスムーズです。

エアコンの台数だけで判断した

「何台付けるか」ではなく、住宅性能や間取りに対してどれだけ冷房能力が必要なのかを考えましょう。

湿度を考えていなかった

室温は下がっているのに湿度が高く、蒸し暑く感じることがあります。

温度だけでなく湿度管理も重要です。

夜になっても家が暑いのはなぜ?

夏によくあるのが、

「外は少し涼しくなったのに家の中は暑い」

という状態です。

日中に、

  • 屋根
  • 外壁
  • 家具

などが熱を蓄えると、夕方以降も室内へ熱を放出することがあります。

特に西日を強く受けた住宅では、夕方から夜に暑さを感じやすくなります。

そのため、

  • 日中に熱を入れない
  • 高断熱化する
  • 西日を遮る
  • 適切に冷房・除湿する

ことが重要です。

鳥取で夏快適な家を建てるためのチェックリスト

住宅会社との打ち合わせでは、次のポイントを確認しましょう。

  • UA値を確認したか
  • C値や気密測定について確認したか
  • 屋根・天井の断熱性能を確認したか
  • 窓の断熱・遮熱性能を確認したか
  • 南側の窓に軒や庇があるか
  • 西側の窓を必要以上に大きくしていないか
  • 外付けシェードを設置できるか
  • 夏の日射シミュレーションを考えているか
  • エアコンの容量を住宅性能から計画しているか
  • 除湿方法を考えているか
  • 24時間換気との組み合わせを確認したか
  • 夏のモデルハウスで室内環境を体感したか

特にモデルハウスを見る場合は、単に「エアコンが効いていて涼しい」と感じるだけではなく、

  • エアコンの設定温度
  • 使用台数
  • 室内湿度
  • 西側の部屋の暑さ
  • 2階の暑さ
  • 窓からの日射

なども確認してみましょう。

FAQ|鳥取の夏の暑さについて

Q. 鳥取の夏は暑いですか?

はい。鳥取では7月・8月に30℃を超える暑さになる日があり、湿度も加わることで蒸し暑く感じることがあります。

Q. 鳥取は冬が寒いのに、なぜ夏も暑いのですか?

冬が寒い地域だから夏が涼しいとは限りません。鳥取では夏に強い日射を受け、気温も上がります。さらに湿度が高いと体感的な暑さが増します。

Q. 気温がそれほど高くないのに暑く感じるのはなぜですか?

湿度が高いと汗が蒸発しにくく、体から熱を逃がしにくくなるためです。

Q. 高断熱住宅は夏も涼しいですか?

適切に設計された高断熱住宅は、屋根や壁から外の熱が入るのを抑えやすくなります。ただし日射遮蔽や冷房・除湿も必要です。

Q. 高断熱住宅は熱がこもりませんか?

窓から日射を大量に入れてしまうと熱が残りやすくなることがあります。そのため、高断熱と日射遮蔽をセットで考える必要があります。

Q. 夏は大きな窓をつくらないほうがいいですか?

必ずしもそうではありません。方角や軒・庇、日射遮蔽まで計画すれば、大きな窓を採用しながら暑さ対策を行うことも可能です。

Q. 西側の窓はなくしたほうがいいですか?

完全になくす必要はありませんが、西日は夏の暑さに影響しやすいため、窓の大きさや外付けシェードなどを検討しましょう。

Q. 夏は除湿したほうがいいですか?

湿度が高い日は除湿が有効です。室温だけでなく湿度も管理することで、より快適に感じやすくなります。

Q. エアコンだけで暑さ対策できますか?

エアコンは重要ですが、断熱・気密・日射遮蔽が不足していると効率が悪くなります。住宅性能とセットで考えることが大切です。

Q. 鳥取で夏涼しい家をつくる一番のポイントは?

高断熱・高気密を基本に、窓からの日射を適切に遮り、冷房と除湿で温湿度を管理することです。

専門家コメント

株式会社ヤマタホーム 代表取締役社長 山田 雄作

鳥取での家づくりというと冬の寒さ対策に目が向きやすいですが、夏の暑さ対策も同じくらい重要です。

特に夏は、気温だけでなく湿度と日射を考える必要があります。断熱性能を高めても、窓から強い日差しが入り続ければ室内は暑くなりますし、室温を下げても湿度が高ければ蒸し暑さを感じることがあります。

そのため鳥取で一年中快適な住まいをつくるには、断熱性能を高めることに加えて、土地や窓の方角に合わせた日射遮蔽、そして冷房・除湿まで含めて計画することが大切です。

「高性能な設備を付ける」のではなく、そもそも夏の熱を室内へ入れにくい家を設計することが、快適で省エネな暮らしにつながります。

鳥取で夏も涼しい高気密・高断熱住宅なら

鳥取で夏を快適に過ごせる家を目指すなら、「エアコンを何台付けるか」だけではなく、住宅そのものの性能から考えることが重要です。

ヤマタホームでは、鳥取の気候や土地条件、ご家族のライフスタイルに合わせた住まいづくりをご提案しています。

  • 高気密・高断熱を意識した住宅性能
  • 方角や周辺環境を考えた窓配置
  • 軒・庇などを活用した日射遮蔽
  • 夏の蒸し暑さを考えた冷房・除湿計画
  • 家事動線や暮らし方まで考えた間取り
  • 土地探しから資金計画まで一貫した家づくりサポート

「夏でもエアコンが効きやすい家にしたい」「西日の暑さで後悔したくない」「鳥取の気候に合った断熱性能を知りたい」という方は、設備だけでなく断熱・窓・日射・空調までまとめて検討してみましょう。

まとめ|鳥取の夏を快適に暮らすなら「断熱・日射遮蔽・除湿」が重要

鳥取の夏は、単純に気温だけを見ると本当の暑さが分かりません。

夏の快適性を左右するのは、

  • 気温
  • 湿度
  • 日射
  • 住宅性能
  • 空調計画

です。

特に押さえておきたいポイントは、

  • 鳥取でも7月・8月は本格的に暑くなる
  • 高湿度によって気温以上に蒸し暑く感じる
  • 窓から入る日射が室温上昇の大きな原因になる
  • 特に西日は設計段階から対策する
  • 高断熱化して屋根・壁からの熱を抑える
  • 高気密化して温湿度をコントロールしやすくする
  • 軒・庇・シェードなどで日射を外側から遮る
  • 冷房だけでなく除湿まで考える

ことです。

鳥取で本当に夏涼しい家をつくるなら、

「暑くなったらエアコンで冷やす家」ではなく、「そもそも暑くなりにくい家をつくる」

という考え方が重要です。

屋根や壁から熱を入れにくくする断熱

窓から強い日差しを入れない日射遮蔽

そして、気温以上の蒸し暑さを抑える除湿

この3つをバランスよく計画することで、鳥取の暑く湿った夏でも、少ない冷房負荷で快適に暮らしやすい住まいを目指せます。

冬の寒さだけでなく、夏の暑さから逆算して住宅性能を考えることが、鳥取で後悔しない家づくりのポイントです。

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