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鳥取の冬はどれくらい寒い?雪・気温・暮らしへの影響

この記事でわかること

  • 鳥取の冬はどれくらい寒いのか
  • 鳥取市と山間部で寒さがどのくらい違うのか
  • 鳥取ではどれくらい雪が降るのか
  • 冬の寒さや雪が日常生活に与える影響
  • 鳥取で暖かい家を建てるための断熱対策
  • 窓の性能が冬の快適性を左右する理由
  • 鳥取に合った暖房計画の考え方

鳥取の冬はどれくらい寒い?

「鳥取って雪が多いイメージだけど、実際どれくらい寒いの?」

これから鳥取で暮らす方や注文住宅を建てる方にとって、冬の寒さは気になるポイントではないでしょうか。

鳥取県は日本海側に位置しており、冬は寒気の影響を受け、雨や雪の日が多くなります。

気象庁の1991〜2020年の平年値を見ると、鳥取市の1月は平均気温が低く、冬には降雪・積雪も観測されています。また、同じ鳥取県内でも沿岸部と山間部では寒さが大きく異なります。

そのため鳥取で家を建てるなら、

  • 「暖房を付ければ暖かくなる」
  • 「エアコンを大きくすれば大丈夫」

と考えるのではなく、そもそも熱を逃がしにくい住宅をつくることが重要です。

最終的にポイントとなるのが、

断熱・窓・暖房計画

の3つです。

鳥取の冬の特徴

鳥取県の冬には、大きく次のような特徴があります。

  • 気温が低くなる
  • 日本海側特有の曇り・雨・雪の日がある
  • 積雪することがある
  • 山間部では氷点下になる日が多い
  • 室内と屋外の温度差が大きくなる
  • 窓などに結露が発生しやすくなる
  • 暖房を使用する期間が長くなる

特に重要なのが、鳥取県内でも地域によって寒さが違うということです。

鳥取市の冬の気温は?

気象庁の平年値(1991〜2020年)によると、鳥取市では冬に低い気温が続き、1月・2月は一年でも特に寒い時期となります。

沿岸部では真冬でも平均気温が極端な低温になるわけではありませんが、住宅では屋外の最低気温だけでなく、

  • 日照
  • 雨・雪
  • 室内外の温度差

などが体感温度に影響します。

「気温の数字を見ると思ったほど寒くない」と感じても、実際の暮らしでは暖房が欠かせない日が続くことがあります。

鳥取県内でも寒さは大きく違う

「鳥取県の冬」とひとまとめにするのは注意が必要です。

沿岸部と山間部では気温や積雪量に差があるからです。

例えば気象庁の平年値では、智頭の1月は、

  • 平均気温:1.6℃
  • 日最高気温:6.1℃
  • 日最低気温:-1.8℃

となっています。

2月も平均気温2.1℃、日最低気温-1.8℃です。

一方、沿岸部の青谷では1月の平均気温4.6℃、日最低気温1.1℃となっています。

つまり、同じ鳥取県内でも土地によって必要な寒さ対策は変わるということです。

注文住宅では「鳥取県だからこの仕様」と一律に考えるのではなく、建築予定地の気候まで考慮する必要があります。

鳥取では雪はどれくらい降る?

鳥取県は雪が降る地域ですが、こちらも地域差があります。

特に山間部では積雪量が増える傾向があります。

気象庁の平年値によると、智頭では、

  • 12月:降雪の深さ合計40cm
  • 1月:降雪の深さ合計112cm
  • 2月:降雪の深さ合計117cm

となっています。

ここでいう「降雪の深さ合計」は、シーズン中に地面に一度に積もる深さではなく、観測された降雪量を期間中に合計した数値です。

また、智頭の最深積雪の平年値は1月35cm、2月38cmです。

12〜2月の3か月で見ると、智頭の降雪の深さ合計の平年値は263cm、最深積雪は46cmとなっています。

雪についても「鳥取県では○cm積もる」と一括りにせず、建築する地域ごとのデータを確認することが重要です。

鳥取の冬が暮らしに与える影響

暖房を使う時間が長くなる

冬は朝から暖房が必要になる日も多くなります。

住宅の断熱性能が低いと、

「エアコンを付けてもなかなか暖まらない」

「暖房を切るとすぐ寒くなる」

といった状況になりやすくなります。

結果として暖房の使用時間が長くなり、光熱費にも影響します。

朝起きたときに家が寒い

断熱性能が十分でない住宅では、夜間に室内の熱が外へ逃げ、朝には室温が大きく下がっていることがあります。

特に、

  • 寝室から廊下へ出た瞬間
  • リビングへ移動したとき
  • 洗面所へ行ったとき

などに寒さを感じやすくなります。

部屋ごとの温度差が大きくなる

「リビングだけ暖かい」という住宅では、

  • 廊下
  • トイレ
  • 脱衣所
  • 浴室

との温度差が大きくなります。

冬の快適性を考えるなら、リビングの室温だけでなく、家全体の温度差を小さくすることがポイントです。

窓が冷たくなる

住宅の中でも熱が出入りしやすい部分のひとつが窓です。

断熱性能の低い窓では、冬になると窓の室内側表面温度が下がります。

そのため、

  • 窓の近くが寒い
  • 冷気を感じる
  • 結露する

といった問題につながることがあります。

雪かきが必要になることがある

積雪した場合は、

  • 玄関アプローチ
  • 駐車場
  • 道路までの動線

などの雪かきが必要になります。

鳥取では車を日常的に使う家庭も多いため、家づくりでは冬の駐車場計画も重要です。

鳥取の冬に後悔しやすい家づくり

「エアコンを付ければ大丈夫」と考えた

暖房能力を高めても、住宅から大量の熱が逃げれば効率は悪くなります。

まずは住宅の断熱性能を高め、そのうえで適切な暖房設備を選ぶことが基本です。

窓の性能を重視しなかった

壁の断熱材にはこだわったものの、窓は一般的な仕様のままだったというケースもあります。

冬の快適性を考えるなら、壁だけでなく窓まで含めて断熱性能を確認しましょう。

リビングだけ暖かくした

リビングのエアコンだけに頼ると、廊下や洗面所などが寒くなる場合があります。

間取りと暖房計画をセットで考えることが重要です。

吹き抜けをつくったら寒かった

吹き抜けそのものが必ず寒いわけではありません。

ただし、住宅性能や空調計画が不十分な状態で大きな吹き抜けを設けると、温度ムラを感じやすくなる可能性があります。

吹き抜けを採用するなら、

  • 断熱
  • 気密
  • 日射
  • 暖房・空調

までまとめて設計することが大切です。

鳥取で冬暖かい家をつくるポイント①断熱

ここからが家づくりで特に重要なポイントです。

鳥取の冬を快適に過ごすためには、まず断熱性能を考えましょう。

断熱とは、簡単にいえば室内と屋外の熱の移動を抑えることです。

断熱性能が高ければ、

  • 暖房した熱が逃げにくい
  • 外の寒さの影響を受けにくい
  • 室温が安定しやすい
  • 部屋ごとの温度差を小さくしやすい
  • 暖房効率を高めやすい

といったメリットがあります。

重要なのは「断熱材を入れているか」だけではありません。

家全体としてどれくらい断熱性能があるのかを確認しましょう。

その際の代表的な指標がUA値です。

住宅会社を比較するときには、

「断熱材は何を使っていますか?」

だけでなく、

「この家のUA値はどのくらいですか?」

と確認すると、より具体的に比較できます。

鳥取で冬暖かい家をつくるポイント②窓

断熱とセットで考えたいのがです。

せっかく壁や屋根の断熱性能を高めても、窓の性能が低ければ快適性を損なう可能性があります。

窓を選ぶ際には、

  • サッシの素材
  • ガラスの枚数
  • ガラスの仕様
  • 窓の大きさ
  • 窓の配置

などを確認しましょう。

選択肢としては、

  • 樹脂サッシ
  • 複層ガラス
  • トリプルガラス

などがあります。

ただし、単純に高性能な窓をたくさん付ければよいわけではありません。

冬の日射を上手に取り入れられる窓は、日中の室温上昇に役立つ場合があります。

一方で、大きな窓は夜間には熱が逃げる経路にもなります。

そのため、

断熱性能+窓性能+方角+日射

をまとめて設計することが重要です。

鳥取で冬暖かい家をつくるポイント③暖房計画

断熱と窓を整えたうえで考えたいのが暖房計画です。

暖房設備には、

  • エアコン
  • 床暖房
  • 蓄熱・放射系暖房
  • 全館空調

などさまざまな選択肢があります。

重要なのは、「一番高価な設備を選ぶこと」ではありません。

住宅性能と間取りに合った暖房方法を選ぶことです。

例えば断熱・気密性能の高い住宅なら、比較的小さな暖房能力でも室温を維持しやすくなります。

反対に、断熱性能が不足した住宅では、大容量の暖房設備を使用しても熱が逃げ続けます。

つまり暖房計画は、設備選びから始めるのではなく、

住宅性能 → 間取り → 必要な暖房能力

という順番で考えることが重要です。

高気密も冬の快適性を左右する

断熱とあわせて確認したいのが気密性能です。

どれだけ断熱材を入れても、住宅に意図しない隙間が多ければ、そこから外気が入り込みます。

高気密化によって、

  • 冷たい隙間風を抑えやすい
  • 暖房した空気を維持しやすい
  • 計画換気を機能させやすい
  • 部屋ごとの温度差を抑えやすい

といった効果が期待できます。

気密性能を見る代表的な指標がC値です。

高気密・高断熱住宅を検討する場合は、

  • 目標C値はいくつか
  • 実際に気密測定をするのか
  • 全棟で測定しているのか

なども住宅会社に確認してみましょう。

鳥取では「断熱・気密・窓・暖房」をセットで考える

冬暖かい家をつくるために、

「高性能なエアコンを入れればいい」

「断熱材を厚くすればいい」

と、一つの設備だけを見るのはおすすめできません。

重要なのは、

断熱

家から熱を逃がしにくくする。

気密

意図しない隙間から冷たい外気が入るのを抑える。

住宅の弱点になりやすい開口部の断熱性能を高める。

暖房計画

住宅性能と間取りに合わせて効率よく家を暖める。

この4つをバランスよく設計することです。

「暖房で無理やり暖める家」ではなく、「少ないエネルギーでも暖かさを保ちやすい家」にすることが、鳥取の冬を快適に暮らすポイントです。

雪を考えた外まわりの家づくりも重要

住宅内部だけでなく、外まわりも考えておきましょう。

玄関

玄関には、

  • 濡れた傘
  • 長靴
  • レインコート
  • 雪かき用品

などを置くスペースが必要になります。

土間収納やシューズクロークがあると便利です。

駐車場

雪が降った朝でも出勤しやすいように、

  • 道路までの距離
  • 駐車位置
  • 雪かきする範囲
  • カーポートの必要性

などを検討しておきましょう。

ランドリールーム

鳥取の冬は天候によって外干ししにくい日があります。

ランドリールームがあれば、天候に左右されにくい洗濯環境をつくれます。

ただし、室内干しでは換気・除湿まで含めた計画が重要です。

鳥取で冬暖かい家を建てるためのチェックリスト

住宅会社との打ち合わせでは、次のポイントを確認してみましょう。

  • UA値を確認したか
  • C値や気密測定について確認したか
  • 窓・サッシの性能を確認したか
  • 建築地域の気温や積雪を考慮しているか
  • 暖房設備を住宅性能に合わせて計画しているか
  • リビング以外の室温も考えているか
  • 洗面所・脱衣所・トイレの寒さ対策を考えたか
  • 吹き抜けを採用する場合の空調計画を確認したか
  • 冬の日射取得まで考えた窓配置になっているか
  • 玄関・駐車場の雪対策を考えたか
  • ランドリールームや室内干しを検討したか
  • モデルハウスで冬の暖かさを体感したか

特に冬にモデルハウスを見学できる場合は、リビングだけを見るのではなく、玄関・廊下・トイレ・洗面所まで歩いて温度差を体感することをおすすめします。

FAQ|鳥取の冬の寒さ・雪について

Q. 鳥取の冬は寒いですか?

はい。鳥取県は冬になると気温が低下し、雪が降ることもあります。ただし、沿岸部と山間部では寒さに差があるため、建築予定地に合わせた対策が重要です。

Q. 鳥取市でも雪は降りますか?

鳥取市でも降雪・積雪はあります。積雪量は年によって大きく変わるため、「毎年同じくらい積もる」と考えず、積雪を想定した家づくりをしておくと安心です。

Q. 鳥取県内で寒さに違いはありますか?

あります。例えば智頭では1月の日最低気温の平年値が-1.8℃で、沿岸部より冷え込みます。山間部では積雪量も増えるため、地域に合わせた住宅性能や雪対策が必要です。

Q. 鳥取で高断熱住宅は必要ですか?

冬の快適性や暖房効率を重視するなら、断熱性能は非常に重要です。断熱性能を高めることで、暖房した熱を外へ逃がしにくくできます。

Q. 窓はどんなものがおすすめですか?

樹脂サッシや断熱性能の高い複層ガラス・トリプルガラスなどが候補になります。ただし、地域・方角・窓の大きさ・予算まで考えて選ぶことが大切です。

Q. エアコンだけでも暖かくできますか?

住宅性能が高く、必要な暖房能力が適切に計算されていれば、エアコンを中心とした暖房計画も可能です。設備単体ではなく、断熱・気密・間取りとの組み合わせが重要です。

Q. 吹き抜けは寒いですか?

吹き抜けだから必ず寒くなるわけではありません。高断熱・高気密化と適切な空調計画を行うことが重要です。

Q. 冬に結露するのは仕方ないですか?

必ず発生するものではありません。窓や住宅全体の断熱性能、室内湿度、換気などを適切に管理することで、結露リスクを抑えることができます。

Q. 鳥取ではカーポートが必要ですか?

必須ではありませんが、雪や雨の日の乗り降り、朝の雪下ろしなどを考えると便利です。積雪地域では、地域の積雪条件に対応した製品を選びましょう。

Q. 鳥取で冬暖かい家を建てる一番のポイントは?

暖房設備だけに頼らず、高断熱・高気密・高性能な窓を基本にしたうえで、住宅性能に合った暖房計画を行うことです。

専門家コメント

株式会社ヤマタホーム 代表取締役社長 山田 雄作

鳥取で家づくりを考えるとき、冬の寒さは重要なポイントです。同じ鳥取県でも沿岸部と山間部では気温や積雪量が異なるため、建築する土地の環境に合わせて住宅性能を考える必要があります。

特に大切なのは、暖房設備だけに頼らないことです。断熱性能を高め、気密性能を確保し、窓からの熱の出入りを抑えたうえで、その住宅に適した暖房計画を行うことで、少ないエネルギーでも暖かさを維持しやすくなります。

鳥取の冬を快適に過ごすためには、「どの暖房を選ぶか」だけではなく、暖房する前の住宅性能から考えることが大切です。

鳥取で冬暖かい高気密・高断熱住宅なら

鳥取で冬も快適に暮らせる家を目指すなら、断熱材や暖房設備を単体で選ぶのではなく、住宅全体の性能を考えることが重要です。

ヤマタホームでは、ご家族の暮らし方や建築予定地の環境を踏まえた住まいづくりをご提案しています。

  • 高気密・高断熱を意識した住宅性能
  • 冬の寒さに配慮した窓・サッシ計画
  • 間取りや住宅性能に合わせた暖房・空調計画
  • 家事動線や室内干しまで考えた暮らしやすい間取り
  • 土地探しから資金計画まで一貫した家づくりサポート

「冬でも家の中を暖かくしたい」「暖房費をできるだけ抑えたい」「鳥取の気候に合った断熱性能を知りたい」という方は、間取りだけでなく住宅性能から比較してみましょう。

まとめ|鳥取の冬を快適に暮らすなら「断熱・窓・暖房計画」が重要

鳥取県の冬は寒く、雪が降る地域です。

さらに県内でも沿岸部と山間部では気候が異なり、智頭などの山間部では1月・2月の日最低気温の平年値が氷点下となるなど、より厳しい寒さへの対策が必要になります。

鳥取で冬も快適に暮らすために押さえておきたいポイントは、

  • 建築予定地の冬の気温・積雪を確認する
  • 住宅全体の断熱性能を高める
  • 気密性能もセットで考える
  • 窓・サッシの断熱性能を重視する
  • 日射取得まで考えて窓を配置する
  • 住宅性能に合わせて暖房能力を計画する
  • リビングだけでなく家全体の温度差を小さくする
  • 玄関・駐車場・室内干しなど雪の日の生活も想定する

ことです。

鳥取の冬に本当に暖かい家をつくるなら、「寒くなったら暖房する」という発想だけではなく、「そもそも熱が逃げにくい家をつくる」という考え方が重要です。

高い断熱性能と気密性能、適切な窓、そして住宅性能に合った暖房計画。

この4つをバランスよく設計することで、寒い朝でも過ごしやすく、部屋ごとの温度差が少ない、冬でも快適な住まいを目指せます。

鳥取の気候を理解し、冬の暮らしから逆算して住宅性能を考えることが、後悔しない家づくりのポイントです。

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