鳥取で注文住宅を建てたいと思っても、
「まず何から始めればいい?」
「土地と住宅会社はどちらを先に探す?」
「家を建てるにはいくら必要?」
「住宅会社は何を基準に比較すればいい?」
など、分からないことも多いのではないでしょうか。
注文住宅では、土地探しや間取りだけでなく、資金計画、住宅会社選び、住宅性能、住宅ローン、契約、着工など、決めることがたくさんあります。
特に鳥取では、冬の寒さや積雪、梅雨から夏にかけての湿気、車を中心とした生活など、地域の特徴も考えながら家づくりを進めることが大切です。
この記事では、これから鳥取で注文住宅を建てる方に向けて、家づくりの流れから費用、土地探し、住宅会社選び、間取り、住宅性能までまとめて解説します。
「何から調べればいいか分からない」という方は、まずこの記事から家づくりを整理してみてください。
鳥取で注文住宅を建てる前に知っておきたいこと
注文住宅の大きな特徴は、自分たちの暮らしに合わせて家をつくれることです。
間取りやデザインだけでなく、
・住宅性能
・設備
・収納
・家事動線
・駐車場
・庭
・外観
などを一つずつ考えられます。
その一方で、自由度が高いからこそ「何から決めればいいのか分からない」という状態にもなりやすくなります。
そこで重要なのが、最初から細かな間取りや設備を決めるのではなく、
予算 → 暮らし → 土地 → 住宅会社 → 間取り・性能
という大きな順番で整理することです。
鳥取で注文住宅を建てる流れ
まず、注文住宅が完成するまでの全体像を確認しておきましょう。
一般的には次のような流れで進みます。
STEP1|家づくりの目的を整理する
最初に「なぜ家を建てたいのか」を家族で話し合います。
例えば、
・子どもが大きくなって現在の家が狭い
・家賃を払い続けるより持ち家が欲しい
・庭のある家で暮らしたい
・冬でも暖かい家に住みたい
・家事を楽にしたい
・平屋で暮らしたい
などです。
目的が明確になると、家づくりで優先するものが見えてきます。
STEP2|資金計画を立てる
次に、家づくり全体に使える予算を整理します。
注文住宅では建物価格だけでなく、
・土地購入費
・建物本体工事費
・付帯工事費
・外構工事費
・各種諸費用
などが必要です。
「住宅ローンでいくら借りられるか」だけではなく、毎月無理なく返済できる金額から予算を考えましょう。
STEP3|住宅会社を探す
予算の目安が見えてきたら、住宅会社を探します。
ホームページやSNS、施工事例などを確認し、
・価格
・デザイン
・断熱性能
・気密性能
・耐震性能
・施工品質
・保証
・アフターサービス
などを比較しましょう。
STEP4|土地を探す
土地を所有していない場合は、住宅会社選びと並行して土地を探します。
土地だけを先に購入すると、
「希望する家が入らない」
「土地に予算を使いすぎた」
「造成費が想像以上にかかった」
といった問題が起こる可能性があります。
できれば住宅会社にも相談しながら探しましょう。
STEP5|間取り・住宅性能を決める
土地が決まったら、その土地の条件と家族の暮らしに合わせて間取りを考えます。
同時に、
・断熱
・気密
・耐震
・窓
・換気
・冷暖房
などの住宅性能も確認します。
STEP6|見積もり・契約
間取りや仕様が固まってきたら、見積もりを確認します。
建物本体価格だけでなく、
・付帯工事
・外構
・照明
・カーテン
・エアコン
・各種申請費用
・諸費用
など、入居までに必要な費用を確認しましょう。
STEP7|着工・工事
契約や必要な手続きが完了すると、着工します。
基礎、構造、断熱、内装、設備など、さまざまな工程を経て住宅が完成します。
STEP8|完成・引き渡し
完成後に建物を確認し、問題がなければ引き渡しとなります。
ただし、家づくりは引き渡しで終わりではありません。
住み始めてからの点検やメンテナンスも含めて、長く付き合える住宅会社を選ぶことが大切です。
鳥取で注文住宅を建てる費用
注文住宅の費用を考えるときに注意したいのが、**「建物価格=家づくりの総額ではない」**ということです。
家づくりに必要な費用は、大きく分けると次のようになります。
建物本体工事費
住宅そのものを建てるための費用です。
基礎、構造、屋根、外壁、内装、住宅設備などが含まれます。
付帯工事費
建物本体以外に必要となる工事です。
例えば、
・給排水工事
・電気工事
・地盤改良
・造成
・解体
などがあります。
土地条件によって金額が大きく変わる部分です。
外構工事費
駐車場、カーポート、フェンス、アプローチ、庭などに必要な費用です。
鳥取では車を複数台所有する家庭もあるため、駐車スペースまで含めて予算を考えておきましょう。
諸費用
住宅ローンや登記、保険、各種手続きなどに関する費用です。
土地を購入する場合は、土地に関する諸費用も必要になります。
土地購入費
土地を所有していない場合は、建築費とは別に土地購入費が必要です。
同じ鳥取市内でも立地、広さ、土地形状などによって価格は異なります。
重要なのは、土地と建物を別々に考えないことです。
土地+建物+付帯工事+外構+諸費用
まで含めて予算を考えましょう。
注文住宅の予算は「借りられる金額」だけで決めない
住宅ローンでは金融機関の審査によって借入可能額が決まります。
しかし、
借りられる金額=無理なく返せる金額
とは限りません。
住宅購入後にも、
・固定資産税
・火災保険、地震保険
・住宅のメンテナンス
・車の買い替え
・教育費
・生活費
などが必要です。
現在の家計だけではなく、将来の支出まで考えて返済計画を立てましょう。
鳥取で注文住宅の土地を探す
鳥取で土地を探す場合、価格や広さだけで決めるのはおすすめできません。
確認したいのは、
・通勤、通学
・買い物環境
・病院
・土地形状
・接道
・建ぺい率、容積率
・上下水道
・土地の高低差
・地盤
・ハザードマップ
・日当たり
・駐車スペース
などです。
例えば土地価格が安くても、造成や地盤改良、水道引き込みなどが必要になれば、家づくり全体では高くなる可能性があります。
土地価格ではなく、その土地に希望する住宅を建てるまでの総額で比較することが重要です。
鳥取市で土地探しの候補になるエリア
鳥取市内でも、エリアによって生活環境や土地の特徴は異なります。
例えば、
・鳥取駅周辺
・湖山、賀露周辺
・吉成、叶周辺
・国府町周辺
・浜坂、北園周辺
・鳥取市郊外
などが土地探しの候補になります。
ただし「人気だから」という理由だけで決めるのではなく、通勤、通学、予算、土地条件、建てたい住宅などから自分たちに合った場所を選びましょう。
鳥取で住宅会社を選ぶポイント
注文住宅の満足度を大きく左右するのが住宅会社選びです。
単純に「価格が安い」「デザインがおしゃれ」という理由だけでなく、複数の項目を比較しましょう。
1.総額
坪単価や建物本体価格だけでなく、入居までに必要な総額を比較します。
会社によって見積もりに含まれる項目が異なるため、同じ条件で比較することが大切です。
2.断熱性能
断熱性能は、冬の暖かさや夏の暑さ、冷暖房効率などに関係します。
「高断熱」という言葉だけではなく、UA値など具体的な数値も確認しましょう。
3.気密性能
気密性能も住宅の快適性を考えるうえで重要です。
気密性能を示す代表的な指標がC値です。
住宅会社を比較するときは、
・C値を測定しているか
・どのタイミングで測定するか
・実際の施工住宅でどの程度の数値なのか
まで確認してみましょう。
4.耐震性能
地震への備えも住宅会社選びの重要なポイントです。
耐震等級など、住宅の耐震性能を具体的に確認しましょう。
5.施工品質
カタログ上の性能だけではなく、実際にその性能を実現できる施工品質も重要です。
完成した住宅だけでなく、可能であれば構造や施工中の現場なども確認してみましょう。
6.保証・アフターサービス
住宅は完成してから長く住み続けるものです。
・定期点検
・保証内容
・メンテナンス
・不具合発生時の対応
なども確認しておきましょう。
7.担当者との相性
注文住宅では、担当者と何度も打ち合わせを行います。
メリットだけでなくデメリットも説明してくれるか、質問に対して分かりやすく回答してくれるかなども重要です。
鳥取の注文住宅で考えたい間取り
間取りを考えるときは「部屋数」だけで決めないことが重要です。
暮らしやすい住宅にするためには、生活動線まで考えます。
家事動線
キッチン、洗面、ランドリールーム、物干しスペース、収納などの位置関係を考えます。
毎日繰り返す家事だからこそ、数歩の違いでも長期的には大きな差になります。
洗濯動線
鳥取では雨や雪、湿気などによって屋外に洗濯物を干しにくい日もあります。
そのため、
洗う
↓
干す
↓
取り込む
↓
収納する
までを短い動線で完結できる間取りも検討してみましょう。
帰宅動線
玄関から、
玄関
↓
手洗い
↓
ファミリークローゼット
↓
LDK
など、帰宅後の動きを考えて設計すると暮らしやすくなります。
収納
収納は量だけではなく場所が重要です。
使う場所の近くに必要な収納を配置することで、片付けやすい住宅になります。
平屋と二階建てはどちらがいい?
鳥取でも平屋を検討する方はいます。
平屋には、
・上下移動が少ない
・生活動線をまとめやすい
・将来的にも暮らしやすい
・家族のコミュニケーションを取りやすい
といった特徴があります。
一方で、同じ延床面積なら二階建てより広い土地が必要になりやすく、基礎や屋根の面積も大きくなる傾向があります。
二階建ては限られた土地でも延床面積を確保しやすいのが特徴です。
どちらが優れているというより、土地、予算、家族構成、将来の暮らしなどから判断しましょう。
鳥取の注文住宅で住宅性能が重要な理由
鳥取で長く快適に暮らすためには、デザインや間取りだけでなく住宅性能も重要です。
冬の寒さ
冬の室内環境を考えるうえで、断熱性能や気密性能は重要です。
断熱・気密性能を高めることで、外気の影響を受けにくい住宅を目指せます。
夏の暑さ
断熱性能だけでなく、窓から入る日射への対策も重要です。
軒や庇、窓の配置、ガラス性能なども含めて考えましょう。
湿気
梅雨から夏にかけての湿気だけでなく、冬場の結露対策も重要です。
断熱、気密、換気をセットで考えることがポイントです。
雪
地域によって積雪状況は異なります。
屋根形状や駐車場、カーポート、玄関までの動線なども、冬の暮らしを想定して計画しましょう。
UA値とC値を確認する
住宅性能を比較するときに知っておきたいのが「UA値」と「C値」です。
UA値
住宅からどれくらい熱が逃げやすいかを示す指標です。
基本的には数値が小さいほど断熱性能が高いことを示します。
C値
住宅にどれくらい隙間があるかを示す指標です。
こちらも基本的には数値が小さいほど気密性が高いことを示します。
住宅会社を比較するときは「高気密・高断熱」という言葉だけでなく、具体的な数値や測定方法まで確認すると比較しやすくなります。
耐震性能も確認する
住宅性能では、断熱・気密だけでなく耐震性能も重要です。
代表的な指標の一つが「耐震等級」です。
耐震等級は1〜3まであり、耐震等級3が最高等級です。
住宅会社を選ぶ際には、
「耐震等級はいくつか」
だけでなく、構造計算の方法や住宅ごとの考え方なども確認してみましょう。
鳥取で注文住宅を建てるときによくある後悔
家づくりでは、完成してから「もっと確認しておけばよかった」と感じることがあります。
代表的なポイントを確認しておきましょう。
土地に予算を使いすぎた
希望エリアの土地を優先した結果、建物に使える予算が少なくなるケースです。
土地と建物は必ず総額で考えましょう。
収納が足りなかった
収納面積だけでなく「どこで何を使うか」を考えることが重要です。
コンセントが足りなかった
家具や家電を配置した状態を想定して、必要なコンセントの位置と数を確認しましょう。
駐車場が狭かった
車を停められるだけではなく、ドアの開閉や乗り降り、将来の車のサイズまで考えておきましょう。
家事動線が長かった
図面だけでは分かりにくいため、朝起きてから寝るまでの生活を想像しながら間取りを確認しましょう。
性能を十分比較しなかった
設備は交換できますが、断熱や構造など完成後に大きく変更しにくい部分もあります。
初期段階でしっかり比較しましょう。
モデルハウス・完成見学会で確認したいこと
住宅会社を比較するときは、実際の住宅を見ることも重要です。
見学するときはデザインだけでなく、
・部屋の広さ
・天井高
・収納
・家事動線
・窓の位置
・室内温度
・生活音
・設備
・コンセント
・外構
・駐車場
などを確認してみましょう。
「おしゃれかどうか」だけではなく、実際に自分たちが生活する姿を想像することが大切です。
鳥取で注文住宅を建てる前に確認したいチェックリスト
家づくりを始める前に、次の項目を確認してみましょう。
・家を建てる目的を家族で話した
・無理なく返済できる予算を考えた
・土地と建物を総額で考えている
・希望エリアの優先順位を決めた
・住宅会社を複数比較した
・見積もりに含まれる項目を確認した
・UA値を確認した
・C値や気密測定について確認した
・耐震性能を確認した
・保証、アフターサービスを確認した
・家事動線を確認した
・収納場所を確認した
・駐車台数を確認した
・土地の災害リスクを確認した
・将来の家族構成まで考えた
すべてを一度に決める必要はありません。
一つずつ整理しながら進めていきましょう。
ヤマタホームの注文住宅
ヤマタホームでは、鳥取の気候や暮らしを考えた家づくりを行っています。
間取りやデザインだけではなく、断熱・気密・耐震性能など、長く暮らすうえで重要となる住宅性能にも取り組んでいます。
ヤマタホームでは、公式サイト上で**最高UA値0.28、C値実績0.3以下、耐震等級3(最高ランク)**を掲げています。
ただし、住宅性能はプランや仕様などによって異なる場合があるため、検討している住宅の具体的な性能については打ち合わせ時に確認することが大切です。
また、土地を所有していない方も、土地探しと建物を別々に考えるのではなく、資金計画を含めて家づくり全体を相談できます。
「何から始めればいいか分からない」
という段階からでも、予算、土地、間取り、住宅性能などを一つずつ整理していきましょう。
鳥取の注文住宅についてよくある質問
Q.注文住宅は何から始めればいいですか?
まずは「どんな暮らしをしたいか」と「無理なく使える予算」を整理しましょう。
いきなり土地や間取りを決めるのではなく、家づくり全体の方向性を決めることが重要です。
Q.土地と住宅会社はどちらを先に探した方がいいですか?
並行して探す方法がおすすめです。
住宅会社にも相談しながら土地を探すことで、希望する住宅が建てられるか、土地購入前に確認できます。
Q.住宅会社は何社くらい比較すればいいですか?
数が多ければよいわけではありません。
まず複数社の情報を集め、その中から自分たちの予算、デザイン、住宅性能などに合う会社を絞って比較するとよいでしょう。
Q.坪単価が安い住宅会社を選べば総額も安くなりますか?
必ずしもそうではありません。
坪単価に何が含まれているかは住宅会社によって異なります。
付帯工事や外構、設備、諸費用まで含めた総額で比較しましょう。
Q.平屋と二階建てはどちらがおすすめですか?
土地、予算、家族構成、希望する暮らしによって異なります。
平屋は生活動線をまとめやすい一方、広い土地が必要になりやすいなどの特徴があります。
それぞれのメリット・デメリットを比較して選びましょう。
Q.鳥取では高気密・高断熱住宅にした方がいいですか?
冬の寒さや夏の暑さを考えると、断熱・気密性能は重要な検討項目です。
ただし性能は一つの数値だけで判断せず、窓、換気、日射対策、施工品質なども含めて考えることが大切です。
専門家コメント

株式会社ヤマタホーム 代表取締役社長 山田 雄作
家づくりは、多くの方にとって人生で最も大きな買い物のひとつです。だからこそ、間取りや設備だけではなく、資金計画や土地選び、将来の暮らし方まで含めて総合的に考えることが大切だと考えています。
鳥取には豊かな自然や暮らしやすい環境がありますが、その一方で湿気や積雪など地域特有の気候条件もあります。快適で長く住み続けられる住まいを実現するためには、地域に合った家づくりの知識と経験が欠かせません。
ヤマタホームでは、お客様一人ひとりの理想の暮らしに寄り添いながら、家づくりの最初の一歩から完成後の暮らしまでサポートしています。初めての家づくりで不安なことがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
まとめ|鳥取の注文住宅は「予算・土地・住宅会社・性能」を順番に整理しよう
鳥取で注文住宅を建てる場合、最初からすべてを決める必要はありません。
まず、
予算を決める
↓
暮らしを考える
↓
住宅会社と土地を探す
↓
間取りを考える
↓
住宅性能を確認する
↓
総額を確認する
↓
契約・着工
という大きな流れを理解しておきましょう。
特に重要なのは、土地価格や建物本体価格だけで判断しないことです。
土地、建物、付帯工事、外構、諸費用まで含めて総額を確認し、無理のない資金計画を立てることが大切です。
また、鳥取で長く快適に暮らすためには、間取りやデザインだけでなく、断熱、気密、耐震、換気などの住宅性能も確認しましょう。
家づくりで迷ったときは、「自分たちはどんな暮らしをしたいのか」に戻って考えることが大切です。
予算、土地、住宅会社、間取り、性能を一つずつ整理しながら、自分たちに合った注文住宅を計画していきましょう。